森口 華弘 先生 作
重要無形文化財保持者
友禅
「森口といえば梅、梅といえば森口」と言わしめる有名な言葉どおり、しっ
かりとした写生が基になった梅の枝が扇面のように表現された撒糊により、
大胆ですっきりとした構成の、見事な逸品です。
森口 華弘
昭和42年(1967)、57歳の若さで重要無形文化財保持者に認定されました。
博物館で目にした漆蒔絵の梨子地にヒントを得て、江戸時代から伝わる撒糊
(まきのり)技法を漆芸の蒔絵(まきえ)技法と組み合わせることを思いつ
き、苦心の末、独自の「撒糊」の技法を創成しました。色数を極力排した格
調高く世界的に高く評価されました。